入れ歯
金属床入れ歯とノンクラスプデンチャーについてご紹介いたします。
金属床入れ歯
義歯床に金属を使用している入れ歯です。部分入れ歯にも総入れ歯にも優れた入れ歯です。保険の入れ歯に比べ、次のようなメリットがあります。
残っている歯にやさしい
保険の入れ歯は、歯を揺らしたり歯や歯ぐきを傷つけることもあります。また、たわむので噛みづらいこともあります。それに比べ、金属床の入れ歯は、歯を揺らしにくいので歯にやさしいのが特徴です。また、たわみにくいからしっかり噛めるのもメリットです。
土台が金属なので丈夫
部分入れ歯の場合、残っている歯への負担を軽減できます。部分入れ歯のバネが掛かった歯が10年後に抜歯に至る確率は、金属床は保険の入れ歯に比べると、約2分の1です。
気にならない程薄くて快適
保険の入れ歯の約3分の1の薄さで、もっとも薄い所で0.3mmとなり、熱も伝わりやすくおいしく食事ができます。異物感や発音障害も少なくなり、話しやすくなります。
温度を感じるから食事がおいしい
味覚は舌で感じるだけでなく、温度をお口の中で感じることも食事をおいしく感じる1つです。金属床は熱の伝導性が良くなり、食事の温度を自然に感じながら食事を楽しむことができます。
ノンクラスプデンチャー
ノンクラスプデンチャーは、金属を使用しない部分入れ歯です。金属を使用しないため金属アレルギー症の方にも適しています。ノンクラスプデンチャーの特徴をご紹介いたします。
審美性に優れている
金属(スクラプ)を使用しないため、見た目には入れ歯だということが分かりにくく審美性に優れているのが特徴です。
薬事承認されているため安心
薬事承認がされている歯科素材のため安心できます。体に害を及ぼしたり、吸水の心配が低い、歯肉の色に近い樹脂となります。
簡単な修復が歯科医院でも可能
一般的な樹脂の部分入れ歯よりも、薄くて軽いため違和感が軽減されます。金属バネを使用しないため金属アレルギーの方へも作製可能です。
インプラント
インプラント治療では、失ってしまった自分の歯の替わりに、人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を作製して噛み合わせを回復する治療法です。自分の歯をもう一度作るような治療法です。固定されるためガタついたりせず、まるで天然の歯のように噛めるようになるのが特徴です。